ある歌い女の思い出
2015年6月13日 14時30分-16時30分
チュニジア王家最後の皇太子に我が子のように愛されて育った、召使の娘アリヤ。母の死をきっかけに王宮を飛び出し酒場の歌い女となる。10年後、恋人の子を妊娠したアリヤのもとへ皇太子の訃報が届く。王宮で歌をうたい、時にはベリーダンスを踊り、夜は皇太子の夜伽をしていた母ケディーシャの記憶を紐解くため王宮へ向かうのだった。
チュニジア人女性監督ムフィーダ・トゥラートリの、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール特別賞受賞作品。映画の中で使われている様々なチュニジアの音楽、ワークソングやウードの弾き語りなどがとても美しい。
- 監督
- ムフィーダ・トゥラートリ
- 制作
- 1994年 チュニジア/フランス共同制作
- 出演
- アーメル・へディリ/ヘンド・サブリ/ガーリア・ラクロワ 他