冬の芸術講座 岩渕俊彦「メゾチントでつくるわたしの蔵書票」

蔵書票とは本に貼って、その本の持ち主を示す名札のような役割をする紙片です。

ラテン語を語源としたエクスリブリスとも呼ばれて古くは15世紀から版画の技術で作られてきており、日本でも多くの版画家がオリジナルの蔵書票を制作してきました。

このワークショップでは、ご自身も蔵書票を数多く制作している版画家の岩渕俊彦さんを講師に、メゾチントという銅版画の技法で自分だけの蔵書票を作ります。

 

岩渕俊彦

1963年生まれ。岩手県在住。岩手大学教育学部特設美術科専攻科修了。版画家として自身の制作を行うと共に、盛岡市にて紙町銅版画工房を主宰し版画の普及に努める。

主な展覧会に2016年『岩渕俊彦展 crystal garden 結晶の庭』萬鉄五郎記念美術館「八丁土蔵ギャラリー」、2015年『第68回岩手芸術祭美術展』(芸術祭賞受賞)岩手県民会館、2010年『イスタンブール国際書票展』(佳作)、トルコ、他。

※申込締切後も定員に空きがあった場合は先着順で受け付けします。

日時
3月3、4日(土、日)10:00-16:00 2日間で作品を作ります
会場
創作棟ワークショップスタジオ
対象
小学5年生以上~大人
参加料等
500円、定員:20名(応募者多数の場合抽選 申込締切:2月23日)

蔵書票(本)メゾチント62×52㎜ 2013年