ACACベースキャンプ
ACAC as a Base Camp
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レジデンス施設でもあるACACは表現者が訪れ、滞在し、また別の場所に向かうベースキャンプのような側面を持ちます。「ACACベースキャンプ」では、もしもACACで被災したらという仮定に沿い、参加者全員がプレイヤーとなってACACのスタッフ、澤隆志さん、青森公立大学の学生とともにキャンプと避難訓練を1泊2日で行います。
1日目(9月20日)
たまたまACACに訪れている最中に災害が起こった場合、みなさんはどのような行動をとりますか。災害の種類や程度によって適した対応は異なります。車で来た人は主要な道路が使えなくなり、ACACでスタッフや滞在者とともに寝泊りすることになるかもしれません。建物に災害の影響で危険がないか確認をし、どの場所だと安全に一晩を過ごすことができるのか考えることになるでしょう。今回一緒に過ごす相澤久美さんは災害支援・中間支援をしてきた経験があり、相澤さんの話はここで過ごすみなさんにとって有意義なものになるはずです。電気や水が使えなかったら、夕飯は野外で火を起こして冷蔵庫にある食品を調理して食べることになりそうです。夜はなかなか寝付けない人もいるかもしれません。眠くなるまで本を読んだり、起きている人と話をしたりしましょう。
2日目(9月21日)
朝早くに目を覚ましたら、そこに居合わせた人が手に入る食材で朝食のおかずを作ってくれるかもしれません。明るいうちに裏道を通って安心できる場所まで向かいましょう。ACACから有事の際は避難所として運営されるカクヒログループスーパーアリーナまで約14kmを歩きます。道中で入浴できる温泉もあるはずです。山の麓から街中まで変わる景色を歩きながら体験し目的地まで向かいます。おそらくそこは安全なはずだから。
ACACベースキャンプ
集合:展示棟ラウンジ(9月20日(土)16:00)
日程:2025年9月20日(土)-9月22日(日)
定員:10名
対象:高校生以上
申込:https://forms.gle/e2C6hRhTTTyyL9Ru6
※定員を超えた場合は抽選となります。
※申し込み締め切りは8月24日(日)までです。抽選結果は8月中にお知らせします。
※後日参加者同士で共有する1000字程度のレポートを提出いただきます。
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澤 隆志SAWA Takashi
2000年から2010年までイメージフォーラム・フェスティバルのディレクター。現在はフリーランスのキュレーター。あいちトリエンナーレ2013、青森県立美術館、長野県立美術館などと協働キュレーション多数。「都市防災ブートキャンプ」(2017,18)「めぐりあいJAXA」(2017-)「たまき」(2023)「スゥパァドゥルォォォォオ」(2024)「生活者としての被爆」(2025)など企画/プロデュース。
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相澤 久美AIZAWA Kumi
建築家・編集者・映画プロデューサー・コンサルタント。建築設計事務所を軸に雑誌・書籍・新聞の編集、映画プロデュース、地域のアートプロジェクト、災害支援・中間支援など、チームで取組むものづくりに携わる。NPO法人みちのくトレイルクラブを立ち上げ現在常務理事兼事務局長。silent voice、RQ災害教育センター、自然公園財団、マザー・アーキテクチュア等の理事を兼務。
ACAC as a Base Camp
Meeting Point: Exhibition Hall Lounge
Dates: Sep. 20 (Sat), 21 (Sun), 2025
Capacity: 10 participants
Open to: High school students and above
Registration: https://forms.gle/e2C6hRhTTTyyL9Ru6
*If the number of applications exceeds capacity, participants will be selected by lottery.
*Application deadline: Aug. 17(Sun). Lottery results will be announced within August.
*Participants will be asked to submit a report of approximately 1,000 characters to be shared among all participants at a later date.