藤口 諒太
FUJIGUCHI Ryota

1985年群馬県生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻録音領域修了。映画を始めとし、様々な媒体の録音に携わる。それらの経験を通じ、録音という行為そのものを、社会的論点の記録、多種多様な人々との接続を可能にする手段と捉え、メディアとして用いた作品制作を行う。自ら録音した音から構成される作品は、不可視化された諸問題や、無名の人々の存在を聴覚的に浮かび上がらせる。近年の展覧会に「前橋の美術2020」(アーツ前橋、2020年)、「ソウウレシ」(旧本間酒造、2019年)など。