森の中の野外彫刻

イラスト:古川義弘
illustration: HURUKAWA Yoshihiro
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国際芸術センター青森(ACAC)は、2021年12月に開館20周年を迎えます。ACACでは開館以来、数々の野外彫刻が制作・設置され、館の個性の一部となってきました。また、青森市街地にも平和や慰霊のモニュメントはじめ、公共空間の一部となり様々な物事を記念する多数の碑や彫刻が存在します。
ACACでは2021年度に、色々な角度から野外彫刻を考えるプロジェクトを実施予定です。今回はその準備講座として、青森市内に点在する歴史にアプローチしている郷土史家、野外彫刻の設置にも立ち会ってきたアーティスト、作品制作や執筆・出版活動を通して彫刻の議論を展開している彫刻家・研究者の3人にお話しを伺い、街の風景の一部となっている所与の彫刻について考えをめぐらせる機会を持ちたいと思います。

日時|2021年2月6日(土)14:30-16:00
対象|どなたでも
参加料|無料
申込|必要

  • 椎啓
    SHII Kei

    ポリメディアアーティスト、元ACAC主任技術員。1950年生まれ。1973~75年、美学校にて赤瀬川原平に美術を、小杉武久に音楽を師事。各種センサーを用いたサウンド・システムや物理的原理を応用したサウンド・インスタレーションを制作。自己の作品のほかに、多くのパフォーマーやダンサーに装置や音響で協力している。2001年12月から2016年3月まで、青森市の国際芸術センター青森にて主任技術員を務めた。1997年から始めた集団即興の為のプロジェクト「マージナル・コンソート」(今井和雄、越川友尚、多田正美、椎啓)の一員を務め、多数の海外公演を行っている。

    https://www.keishii.net/

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