2021年度のスケジュール(8月14日更新)
2021年度12月にACACは20周年を迎えます!
2021年度もACACの特徴を活かし、青森の地理、歴史、自然などと関わりながら、様々なプログラムを実施します。どうぞご期待ください。
■SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD個展「under pressure」
2021年4月24日(土)―6月27日(日)展示棟ギャラリーA, B
ストリートカルチャーを軸とした作品発表やイベント企画を行っている「SIDE CORE(サイドコア)」による展覧会を開催します。アートチーム「EVERYDAY HOLIDAY SQUAD(エブリディ・ホリディ・スクワッド)」による個展です。青函トンネル等のリサーチから、国際芸術センター青森の展示空間全体を使用した大規模なインスタレーションを制作予定。会期中は、ギャラリーツアー等のイベントも多数予定しています。
■西川©友美 個展
2021年7月下旬―9月中旬
デザイナー、アーティストとして活躍の幅を広げる八戸出身の西川©友美。近年取り組む木製パネルを組みわせた大型作品は、一見可愛らしく見えますが、聖俗入り乱れる現代社会の縮図にも見えてきます。青森県初の作品公開となる本展では、この大型作品の流れをくむ新作を発表します。
※ 本展招聘アーティスト西川友美氏が2021年4月13日、逝去されました。ご逝去を悼み、ご冥福をお祈り申し上げます。展覧会の開催時期につきましては、改めてお知らせいたします。
■しまうちみか 個展
2021年7月31日(土)―9月12日(日)展示棟ギャラリーA
しまうちみかの彫刻作品やドローイングの有機的な表現は、固定化された美と距離を置き、合理化された現代社会への疑問を投げかけます。青森での滞在制作を通して、火にまつわる民俗文化をリサーチし、新作インスタレーションを発表します。
■アーティスト・イン・レジデンスプログラム 2021 ”invisible connections”
2021年9月2日(木)―12月8日(火)展示棟ギャラリーA, Bほか
公募で選ばれた国内外のアーティストやキュレーター、研究者などが、ACACに滞在し、または遠隔でプログラムに参加し、制作活動を行います。プログラム期間中は展覧会、ワークショップ、トーク、公演などを予定しています。
ゲスト審査員:田中みゆき(キュレーター、プロデューサー)
参加アーティスト:内田聖良、北條知子、村上美樹、カロル・ダッタ(Kallol DATTA)ほか
■表現のコモンズ vol.5 表層/地層としての野外彫刻プロジェクト「ここにたつ」2021 小田原のどか個展(仮称)
2021年12月25日(土)―2022年2月13日(日)展示棟ギャラリーA
「表現のコモンズ」として実施している野外彫刻講座のリサーチ成果展。主に大熊氏廣《雪中行軍記念像》、高村光太郎《乙女の像》、小坂圭二らが青森の地に遺した彫刻から、近代や戦争の問題、地方や中央といった関係性、ネットワークについて再考します。
■「ヴィジョン・オブ・アオモリ」特別編 ~生誕140周年 大川亮(仮称)
2021年12月25日(土)―2022年2月13日(日)展示棟ギャラリーB
青森県平川市で民藝運動の先駆的活動を行った大川亮(1881-1958)氏が蒐集した古作こぎんの身頃、織ゲラなどの民俗資料(大川幹氏蔵)を通して津軽地方の伝統工芸、特にその図柄に着目し、農民生活の中の美や農村の暮らしの安定などを目指した氏のヴィジョンの一端を明らかにする展覧会。
■アーテイスト・イン・レジデンスプログラム:松本美枝子
招聘期間:2021年4月-2022年3月のうち約3か月間