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参加アーティストと作品 | プログラムデータ | その他の活動 | 観覧者の感想 |
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参加アーティストと作品 ■ 栗田宏一 くりた・こういち 1962年山梨県生まれ。1985年、舞踏による表現活動を始める。
1986年よりアジア、中南米、アフリカなど非西欧諸国を旅しながら、小石や土を覚書として採集。1993年より土の持つ色合いの
多様性に着目し、日本各地で土を採集し、それら数百種類の土を曼荼羅状に並べるインスタレーションを発表している。
各地で採集された土は、乾かされ、ふるいにかけられて、さらさらの状態にされる。すると一見同じような「土色」に見えた土から
桃、青、白、黄色、赤、緑などの色彩が鮮やかに姿を現す。栗田は、一連の行為から、あるいは土のもつ無限の色合いから、生命の
複雑な絡み合いの歴史や世界を、そして自分自身を見つめなおす。 <展示作品> それぞれの土は、すべて違った色を持っているのと同時に、粒子の違いから、その山の形も微妙に異なり、また、光線の当たり 具合によってもその色が異なって見える。 ■ 石岡豊美 いしおか・とよみ <展示作品> ■ Morgan O'Hara モーガン・オハラ ニューヨーク在住。カリフォルニア大学で学ぶ。幼少時に両親と兵庫県西宮市に数年間滞在。各国の美術館、レジデンスで活躍。 すべての動きを生命の鼓動ととらえ、人間や自然といった周囲のあらゆる動きを鉛筆で追い、紙に定着させる。空間の中で時間とともに変化する不可視の、 そしてつかの間の存在である「動き」は、地震計のようなドローイングとして記録される。そしてオハラはさらにそこから作品を展開させる。本展では、同じレジデンス作家の制作する姿、 オフィスでのスタッフの動き、茶道の動きなどをドローイングに置き換えた作品を制作。さらに、鉛筆で描いた線を面のイメージヘ変換させたもの、来青以前より関心を抱いていた津軽 塗りの技法のひとつ「七子(ななこ)塗り」を施した平面作品などを制作。これらさまざまな作品群によって、滞在期間中のオハラの過ごした時間を集約した展示となっている。 <展示作品> ■ 黄成俊 ファン・ソンジュン 1958年ソウル生まれ。1985年嶺南(ヨンナム)大学校美術大学卒業。1998年サンフランシスコ・アートインスティテュート修了。韓国国立現代美術館、韓国国立近代美術館、ソウル市立美術館など、多くの展覧会に作品を出展。2001年永殷(ヨンウン)美術館にて個展を開催。廃棄された物が現代の「遺物」になりうるという認識がファンの制作の根底をなす。ファンはまず、自らがおかれた環境とじっくりと対話し、周囲の物が自らに語りかける言葉に耳をすませる。そしてその物質が体に刻み込んでいる独自の「言葉」を黒鉛、絵の具そしてローラーを利用して擦り取る。こうすることでファンは、物が語る言葉を読み取り、人工物と自然の多様な関係を提示する。本展では、ACAC周囲の木々、身の回りのさまざまな物の表面を擦り取り、作品を制作した。擦り取って得られた文様は、それぞれの物の「言語」であり、ファンとの対話の結果でもある。 <展示作品> ■ Johannes Lenhart ヨハネス・レンハルト 1956年デュッセルドルフ生まれ。1974‐81年、デュッセルドルフ・クンストアカデミーで学ぶ。ボーゼン現代美術館、デュッセルドルフ市立美術館などの展覧会に多数参加。1995年大阪彫刻トリエンナーレに出展。ギャラリースペースを巨大作品で埋め尽くし、空間を再構成するような作品を作り出す。鑑賞者は作品の中に入りこむことにより、一つの彫刻を「見る」だけではなく、空間とともに体験することとなる。今回の作品は安藤忠雄が設計した独特のギャラリー空間から強い刺激を受けて制作された。作品は、その巨大さゆえに全貌を一箇所から確認することは不可能であるため、鑑賞者はさまざまな方向から作品を見ることとなる。ギャラリーのあらゆる方角からだけではなく、作品の中、ギャラリーの外から見える情報の統合体が作品となる。 <展示作品> |
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