[AIR2013/ Exchange]山崎さん中学校ワークショップ第2弾
2013.11.3.日曜日
11月2日(土)は山崎さんによる新城中学校美術部のみなさんとのワークショップ第2弾を行いました。
10月29日に学校で行なったワークショップの応用編です。
この日はまずは前回と同じ「耳のワーク」のショートバージョンをしてから森へ入りました。 ちょっとだけ、、、のはずが、1時間かけて散策路をぐるっと1周しました。
ひと言で森の中と言っても、場所によって聞こえる音や、響きがかなり違います。 音を聞きつつ、山崎さんから森の植物の話もお聞きしました。
森を1周したら宮沢賢治が作品の中で使ったオノマトペが何を表現したものかを当てるゲームをしました。 りうりう、ふくふく、のんのん、など、ユニークな表現がたくさんあります。
コンタクトマイクを使って、金属製のボウルの中をかたつむりが歩く音をみんなで聞いています。
金属製のボウルを使うことで音がうまく増幅されたようです。
そしていよいよ作品にご対面。
最後にみんなで記念撮影。
(夏AIRのウォラポンさんの作品の前にて)
山崎さんからは羽根を貼った作品の一部が贈呈されました。
山崎さんは最後に、「目を閉じたら暗闇になってしまうけど、耳は閉じられなくて、寝ている時に意識は無くても音は聞こえているので、耳に暗闇はありません。これから先つらいことは絶対ありますが、音はいつもあなたの傍にいて味方になってくれるはずです。」とおっしゃっていました。
生徒さんにとってこのワークショップの体験が、人生を生き抜くヒントとして心に残ってくれればとても嬉しいなと思います。