8月23日永岡大輔ワークショップ「アニメーションをつくろう」
2015.9.26.土曜日
8月23日は永岡大輔さんのワークショップ「アニメーションをつくろう」を開催しました。
鉛筆で絵を描き、それを消しゴムで消し、その上からまた描き、消し、描き、、、を繰り返す様子を動画で撮影したものを早回しにして作品とする永岡さんの手法と同様の手法で映像作品を制作するワークショップです。
永岡さんの作品と異なるのは、参加者全員で1枚の紙に描いていくということです。
まずは永岡さんの作品を鑑賞。
鉛筆画の作品だけではなく、氷が溶ける様子や日が暮れていく様子を早回しにした映像も見てみます。
早回しにすると普段気づかない変化がよく分かるようになる効果もあります。
それからいよいよ描き始めです。
一筆目は永岡さんから。
山です。
消しゴムをバトン代わりにして、描き終わったら次の人へ消しゴムを渡します。
最初は一人ずつ描いていましたが、2人・3人同時に描いたりもしました。
描いている間は、ビデオにどう映っているかテレビの画面で確認することができます。
描くのに熱中すると、ついつい紙に近寄ってしまうのですが、手元がきちんとビデオに映るように頭は下げておかなければなりません。
何が描かれるのか、前に描いたものがどう変化するのか、みんなで見守ります。
そう来たか!とか、え~!消しちゃうの!?とか、声には出さなくとも、見ている側の心の動きが会場の雰囲気で伝わってきます。
描く時間は約30分で終了。
山に始まったドローイングは、最終的にふもとに街が生まれ、スキー場に生まれ変わりました。
その後永岡さんが編集し音楽を付けて、5分程度の映像が完成。みんなで鑑賞会を行いました。