風間サチコ木版画ワークショップ「彫刻刀と白い嘘」
2015.9.2.水曜日
8月29、30日は風間サチコさん木版画ワークショップ「彫刻刀と白い嘘」を開催いたしました。
1つの版を刷ってから更に版を彫り進め、別の図柄にしてもう一度刷るという、風間さんが現在展覧会「passage 永遠の一日」で発表している新作と同じ手法で作品を制作しました。
モチーフは「顔」。
まずは1つ目の作品として、人の顔や動物の顔を彫っていきます。
2回目に変化させることを考えて、1回目の彫りの時は黒い部分を多目に残すことがポイントです。
刷る時ははバレンで圧をかけていきます。
手作業なので、自分の感覚で濃淡をつけることもできます。
ここまでで1日目です。
2日目はいよいよ、版を変化させていきます。
みなさん1回目の時から2回目の変化を考えながら下絵を作っていたので、思ったよりもスムーズに彫り進めていきます。
こちらが完成形。
みなさんお見事なビフォー・アフターです!