アーティスト・イン・レジデンス2019/秋 展覧会「賑々しき狭間 Lively in-between」 会期:2019年10月26日(土)-12月8日(日) 主催:青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC) 協力:Khoj International Artists’ Association、AIRS、青森公立大学芸術サークル 後援:オランダ王国大使館、インドネシア共和国大使館 助成:平成31年度 文化庁 アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業
参加アーティスト: ミラ・リズキ・クルニア Mira Rizki KURNIA (インドネシア)、佐藤浩一 SATO Koichi(日本)、宇多村英恵 UTAMURA Hanae(日本)、エルモ・フェアメイズ Elmo VERMIJS(オランダ)
また、キュレーター・イン・レジデンス・プログラムとして、インドのKhoj International Artists’ Associationの推薦により、アヌシュカ・ラジェンドラン Anushka RAJENDRAN(インド)も滞在しています。
展覧会開幕前にも、多くのワークショップの開催を予定しています。また別途お知らせしますが、参加者大募集です。
Mira Rizki KURNIA ミラ・リズキ・クルニア
1994年インドネシア、バンドン生まれ。バンドン工科大学視覚芸術デザイン学部インターメディアアートスタジオ卒業。音が日常のありふれた出来事や文化を通して生成されることに注目し、空間における音響、人々の関係、遊びや市販されている日用品から着想を得て制作を行う。主な展覧会に、”XPLORE: New Media Art Incubation Exhibition” HONF、インドネシア・ジャカルタ(2018年)、”Internet of (No)Things: Ubiquitous Networking and Artistic Intervention” インドネシア・ネットオーディオ・フェスティバル、国際交流基金、ジョグジャ国立博物館、インドネシア、ジョグジャカルタ(2018年)など。
佐藤浩一 SATO Koichi
1990年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。人類学、植物学などから着想を得て、映像と音を中心としたインスタレーションを制作する。なかでも庭園や園芸へそそがれた欲望と植民地支配の歴史の関係に注目し、植物と人の交流の新たな物語を提示する。主な展覧会に「Crepuscular Gardens / 半開花の庭」資生堂ギャラリー、東京(2018年)、「第三風景」金沢21世紀美術館デザインギャラリー、石川(2019年)など。
宇多村英恵 UTAMURA Hanae
1980年茨城県生まれ、チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン修士課程修了。国や人種、異なる社会的立場を超え、個人と他者が対峙できる空間を生み出すことを目指して、自身も地球上の様々な場所に赴き、身体性を大切にしながらパフォーマンスや映像、インスタレーションを制作している。近年の主な個展に、「ナイアガラの落下」SOMAアートギャラリー、ドイツ、ベルリン(2018年)、「戦争と休日」資生堂ギャラリー、東京(2018年)など。本展覧会前まで、文化庁新進芸術家海外研修にてニューヨーク大学に研究員として所属。
Elmo VERMIJS エルモ・フェアメイズ
1982年オランダ、ティルブルフ生まれ。ヘリット・リートフェルト・アカデミー卒業。建築、デザイン、アートを横断しながら、地域と再生可能な生産プロセスの関係性に注目し、現代における素材の利用における新たな観点を提案する。主なプロジェクトに「100%Terschelling」オランダ、テルスヘリング(2012-2015年)、「Grounded」オランダ、テルスヘリング(2018年)など。
Anushka RAJENDRAN(アヌシュカ・ラジェンドラン)
1988年生まれ、ニューデリー在住。キュレーター、ライター。ジャワハルラール・ネルー大学芸術・美学校博士課程に在籍中。近年の活動として、コチ・ムジリス・ビエンナーレ2018のアシスタントキュレーター、プラメヤ芸術財団(PRAF)のキュレーター(2019~)を務める。また、2016年にニューヨークのISCP(International Studio& Curatorial Program)、2015年にコロンボのシールサ国際アーティスト・コレクティブにレジデンスプログラムで滞在。2015年、インド出身の新進/中堅美術ライターとして「アート・スクライブス・アワード」を受賞。