11月15日ノエミ・ニーデルハウザーワークショップ「物語をほどく」
2015.11.15.日曜日
本日はノエミ・ニーデルハウザーさんのワークショップ「物語をほどく」を開催しました。
ノエミさんが青森で発表した作品は、三内丸山遺跡の六本柱をモチーフに制作されています。
六本柱の用途や形は専門家の間でも意見が分かれるということから着想されていますが、このワークショップでも、六本柱がどのように使われて、どんな形だったか、ということを想像しながらオリジナルの家と道具を作ってみよう、ということをおこないました。
まずは、ノエミさんの作品をみんなで一緒に見に行きました。
それから、いよいよ作品づくりです。
始まってすぐに事件(?)は起こりました。
ノエミさんは、A4サイズの板を土台に、紙粘土で縄文時代の家や道具を作ることを想定していました。しかし、いざ始まってみると、参加者のみなさんは土台の板と準備していた色々な材料を組み合わせて家を作り始めました。
想定外の展開に驚きながらも、ノエミさんは子供達のやりたいようにやらせることにしました。
紙粘土、少しは使いました。
結局、沢山用意した紙粘土はほとんど使いませんでしたが、縄文時代の人たちもきっと、その場にある最適な素材を使って色々なものを作っていたはずです。
最後には不思議な家が出来上がりました。