現在、ACACではO JUNさんの個展「まんまんちゃん、あん」と、ヴィジョン・オブ・アオモリvol.14「きみの世界とぼくの世界と」が絶賛開催中ですが、早くも次の夏AIRの参加アーティストが滞在を開始しています。

千葉奈穂子さんは古い民具、現在の風景、過去の風景を重ね合わせた写真作品をピンホールカメラなどを使いながら撮影し、作品を制作しています。千葉さんは山形県酒田市在住で、普段は酒田でお仕事があるため、1週間程度の滞在を何回かに分けて行うことになります。

 

千葉さんは今回ピンホールカメラで撮影していますが、実はそのカメラ、お菓子の空き箱などを使った手づくりなんです。手作りだから、ピンホールを開ける場所や数も自在に工夫出来るそうです。撮影にはこの手づくりカメラを数種類担いで行くので、大荷物になってしまうそう。展覧会会期中には、同様の手作りピンホールカメラのワークショップも予定しています。

写真撮らせてください！と言ったら、「ではせっかくなので岩手のお店の箱で」とのことで、藤原養蜂さんの箱です。これはピンホールが3ヶ所に開いています。

 

もう一人のアーティスト、上村洋一さんは、青森各地でフィールドレコーディングを行う予定です。さっそく、生粋の青森人であるACACテクニカルがおすすめの場所についてお話ししています。

夏AIR展覧会「普遍的な風景」は7月30日（土）オープンです。お楽しみに！