有川滋男ワークショップ@ACAC

2016.11.6.日曜日

有川さんワークショップ3段活用、最終回はACACにて一般の方向けに行いました。

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参加者の方は10代(中学生)、20代、30代と幅広い年代が揃いました。

今回最も印象的だったのは、4人という少人数で社会人が含まれていたせいか、中学校と高校に比べ意見交換が活発に行われていたということです。
意見交換によって更新される物語をその場で言ってくださる方が多く、物語がどんどん変化していく様子が目に見えて分かるようでした。
途中、「彼は風車技師である」という設定を全員が気に入って取り入れたいと言う場面が見られたりも。

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有川さんがこの3回のワークショップで言っていたのは、ものの見方は一つだけではないということと、疑問を持ちながらものを見てほしいということです。
一人の人がものを見ていても、状況や知っている情報によって見え方はガラッと変わっていきます。
実際に最終回のワークショップでは、お互いの意見を聞くたびにその場でどんどん考え方が変わっていく様子を見られましたが、そんな風にものの見方は変わるもの/変えられるものだということ、そして色んな人が色んなことを考えながら見る(知覚する)ことをしているのだということが体験として伝わっていたらいいなと思います。

また別の大きな発見は、中学生~30代で、想像する内容にそれほど違いはないということでした。

これも状況によって変化するものとは思いますが、人の想像力とそれを瞬間的に言語化する能力は、実は中学生くらいからそれほど変わらないものなのかもしれません。

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