2月5日鈴木基真WS「カービング-平面世界からつくる木彫」
2017.2.7.火曜日
油粘土の翌日、5日(日)は「カービング-平面世界からつくる木彫」を開催しました。
こちらも4日と同じく写真や絵などの平面から立体をつくりますが、この日はACACの蔵書の図録や写真集などから好きなものを1つ選び、それを制作しました。
まずは創作棟講義室で本を探します。
彫刻の写真を選ぶ人、神社や仏像を選ぶ人、画集の鳥を選ぶ人、、、奈良美智さんの彫刻を選ぶ中学生も2人いました。やはり青森県立美術館で見ているので馴染みがあるのでしょうか。
作る物が決まったら早速作業開始です。
60×60×105mmのヒバの角材を使います。まずは大まかな形を鉛筆で書きます。
それから書いたものに沿って粗く外側を落としていきますが、鉛筆で形を取っている時には外側を落としていくという考え方に慣れないようでした。やってみると納得してもらえるのですが。。。
粗削りはのこぎりや切り出しナイフで行います。
外側を切り落とすと当然、鉛筆で書いたスケッチも無くなってしまうので、切っては書き、切っては書き。
鈴木さんは赤ペン先生と化し、切り落とす箇所に赤鉛筆で印をつけていきます。
だんだん形が見えて来るにつれ、作業のスピードも速くなっていきました。
着彩の用意もしていましたが、そこまでたどり着いたのは4人のみ。
それ以外の方はみなさん途中で時間切れとなってしまいました。
ぜひ学校やご家庭で続きを作って完成させてください!