「山のことづて新聞」1日目
2017.5.3.水曜日
5月3日はふるさかはるかワークショップ「山のことづて新聞」の1日目を開催しました。
山や山菜に詳しいガイドの方のお話しを聞きながら山の散策をして、そこで聞いた言葉を元に木版画で絵記事を作り、最後に「山のことづて新聞」に仕立てるというワークショップです。
最初にふるさかさんの作品を鑑賞します。
ふるさかさんが今回出品している「トナカイ山のドゥオッジ」シリーズの作品も、北欧に住むサーミの人々の言葉を元に制作したものです。
それでは、出発!
青森は雲一つない五月晴れ。
ガイドはアーティストも度々お世話になる「ホテル山上」の山上博隆さんです。
青森公立大の前の道をひたすら道なりに歩きます。しばらくは道沿いには山菜は見当たりません。
ソメイヨシノはほぼ散ってしまいましたが、枝垂桜は今丁度見頃です。
少し歩くとだんだん、見つかり始めました。
オニゼンマイ。ゼンマイという名前ですが、ゼンマイとは別の種類だそうです。
あまりおいしくないので津軽の人は食べないそう。
山上さんが教えてくれることを書き留めます。
つくし。
こごみ。
こごみとシダは見分けづらい。
すみれもゆがいて食べられます。
目的地到着!
収穫物を並べて見てみます。
スケッチもします。
今回は何と取ってきた山菜をその場で料理して食べてしまいます。
ACACのサポーター団体「AIRS」のみなさんにお手伝いいただき、到着時には準備もばっちり。
天ぷら!
採ったばかりの山菜は緑の味が濃くて、でもえぐみや渋みがあまりありません。
おいしい!
食べ終わったらもう一度、山上さんにお話を伺います。
1日を振り返って木版画にするためのアイディア練りをして、終了。
行きは1時間半弱位、帰りは30分で帰ってきました。
これがどんな作品に変わっていくのか、5月20、21日の木版画制作のレポートもお楽しみに!