夏AIR 撤収
2017.9.12.火曜日
9月10日夏AIRの2つの個展が終了しました。
子供をはじめ、たくさんの方々が観て、そして体験し楽しんでいた展示室では
今は撤収作業が進められています。
地元の大工さんとともに、船井さんの滑り台の作品を解体作業中!
アルバーノ・アフォンソ ワークショップ「モビールで作る日常の世界」
2017.8.25.金曜日
8月19日、開催中の「浮遊する影と光」展の関連イベントとしてアルバーノ・アフォンソのモビールのワークショップを行いました。
はじめに、モビールの上の部分の棒となる木の枝と、吊るすパーツの素材を探しに創作棟の外へ出かけます。吊るす素材は形の気に入ったもの、面白い葉っぱや石、木の実などを探します。
天気のいい土曜の午後、アルバーノさんと一緒に森を散策。
素材を見つけてきたら、スタジオの奥の部屋に移動します。
そこではプロジェクターを使って画用紙の上に影絵を投影し、輪郭を鉛筆で描いていきます。ギャラリーBで展示しているアルバーノさんの作品にも出てくる鳥の形を作って、光からの距離で影の大きさが変わることを試してみたり、見つけてきた葉っぱなども光に通して影を映して形を描きます。
影は平らな壁の上に輪郭だけを映し出し、角度によって実物を目で見るのとは大きく印象が変わるのを体験。 形を正確に描くのではなく、輪郭を自動的になぞることで思いがけない線が描けることを楽しみました。
スタジオに戻って影の形を切りとります。切り取った形に絵を描いたり別の紙を貼ったり。
指に木の枝を乗せて支点を探し、紐で吊ったらモビールのパーツもどんどん吊り下げていきます。
パーツは一つつけるとバランスが崩れてしまいます。つける間隔や数、パーツの大きさなどによって変化するバランスを観察し、それらをどんどん変えてみることが大切だと、アルバーノさんは言います。
それぞれ完成したら、また奥の部屋でプロジェクターからの光を使ってモビールを投影してみました。葉っぱや石が影の形として軽やかなモビールとなって揺られ、再び影となって壁に映し出されると、 幻想的な空間となりました。
オープニング・アーティストトーク
2017.7.29.土曜日
今日は先日から開催している2つの展覧会「船井美佐 楽園/境界 いつかいた場所」と「アルバーノ・アフォンソ 浮遊する影と光」のアーティストトークを行いました。トークの様子を写真でご紹介します。
船井さんからは、これまでの絵画作品から体験することのできる遊具型作品までの解説と、今回の展覧会への思いをお話しいただきました。
アフォンソさんは、触れることのできない光を使って、常に変化し続ける状態を作り上げた作品についてお話をしてくれました。
展覧会は、9月10日(土)までです。ぜひ2つの展覧会を観に、体験しにお越しください。
夏の展覧会、開催
2017.7.25.火曜日
今日から2つの展覧会「船井美佐 楽園/境界 〜いつかいた場所〜」と「アルバーノ・アフォンソ 浮遊する影と光」を開催しています!
今週の土曜日29日には、オープニング・アーティストトークもあります。
会期中のイベントは、申込制のものもあるのでお早めにどうぞ!
「森のスタンプラリー」では、野外彫刻をめぐって船井さんデザインのスタンプを集めると、素敵なステッカーのプレゼントがもらえます。ぜひご参加ください。
明日から展覧会はじまります!その2
2017.7.24.月曜日
ACACでは明日から2つの展覧会をオープンします。
1つは船井美佐「楽園/境界~いつかいた場所~」、もう一つはアルバーノ・アフォンソ「浮遊する影と光」です。
こちらの写真はアフォンソさんの展示。
天井から吊るした彫刻に光を当てた作品と、映像の作品です。
実と虚である彫刻と影の対比と、少数の静止画の連続によって動きを生み出す映像は、人間の知覚と、私達が視覚によって世界を認識する時に無くてはならない「光」の存在を浮彫にします。
アルバーノさん光を調整中
2017.7.21.金曜日
プロジェクターの前に水晶を設置して、映像の光が拡散される作品を調整しています。
微妙な調整が続く最終段階です。