Classical部門―伊藤学美さんの版画制作

2018.2.15.木曜日

「AOMORIトリエンナーレ2017」のClassical部門で大賞を受賞した伊藤学美さんが、2週間ACACに滞在し、版画制作を行いました。
滞在初日から素材となる写真の撮影をし、スタジオから見える雪景色を見ながらの彫りの作業が続きました。写真は完成した版を、窓辺にかざしているところと、刷りの作業の様子です。
長年使われていなかった大型プレス機を再始動!大きな紙一枚に一気に刷られる様子には迫力があります!圧のかけ方などを微調整したりしながら、スタッフと一日がかりで刷られました。細かい彫りの線と、紙の白を生かして森の雪景色が表現されました。
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Unlimited部門紹介(5)古舘健

2018.1.23.火曜日

古舘健さんは、現在京都を拠点に国内外でアーティスト、プログラマー、デザイナーとして作品を発表し活躍しています。「AOMORIトリエンナーレ2017」では、青森駅近くにある八甲田丸の艦内でサウンドインスタレーションを制作しました。
オープンして数日はまだ調整中でしたが、今日一日制作に入り、いよいよ作品が完成する予定です。数百個のスピーカーからそれぞれ異なるリズムでなる音が、光と連動して空間全体を包む大型作品になります。
オープン後の調整の間でも、たくさんのスピーカーで囲われた空間に迫力がありましたが、なだらかに波打つような光と音のインスタレーションを目指すという古舘さん。完成後もまた楽しみです。

八甲田丸会場は、9:00-17:00の間で見ることができます。
毎週月曜は休館となりますのでご注意ください。

各イベントにもぜひご参加ください!
【AOMORIトリエンナーレ2017】(青森市・教育委員会・実行委員会主催)
http://www.aomori-triennale.jp/
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Unlimited部門紹介(4)長谷川愛

2018.1.18.木曜日

「AOMORIトリエンナーレ2017」Unlimited部門の会場準備はほぼ終わり、今日は写真撮影が行われました。
http://www.aomori-triennale.jp/
下の写真は、長谷川愛さんの作品を撮影している様子です。
長谷川さんは、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館)で出品し話題をよんだ《(Im)possible Baby》を展示しています。同性カップルの遺伝子データをもとにつくられた架空の子供のいる「家族」を写真作品で紹介しています。
実際に技術的には可能なことであっても倫理的には許されるのかどうか、様々な考えを起こさせます。奥の部屋には新作の映像作品も展示される予定です。
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Unlimited部門紹介(3)BCL(福原志保+Georg Tremmel)

2018.1.17.水曜日

「AOMORIトリエンナーレ2017」のUnlimited 部門開催まであと3日です。
DNAの塩基配列を化学合成、あるいはプリントする装置であるというDNA合成装置を作っているゲオアグ・トレメルさん。ネットなどで簡単に手に入る材料でDIY(手作り)しています。
展示を通して、鑑賞者にDNA合成装置の身近な存在に気づかせ、DIYバイオを取り巻く問題を投げかけます。
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Unlimited部門紹介(2)池上高志+植田工

2018.1.16.火曜日

引き続き「AOMORIトリエンナーレ2017」、Unlimited部門の作品展示の様子を写真でご紹介します。
先週来青して、ギャラリーBで作業を進めた池上高志さん+植田工さんのインスタレーション制作。京都からの専門的な知識を持ち合わせたメンバーが応援に駆けつけ、植田さんと一緒に昨日から作業を再開しています。
大きな台の上では、化学として、情報として、機械として、運動としての生命、7つの人工生命の可能性が試されます。
http://www.aomori-triennale.jp/
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Unlimited部門紹介(1)パン・ジャンフェンさん

2018.1.15.月曜日

ACACはこの冬、「AOMORIトリエンナーレ2017」の「Unlimited部門」の会場となります。
http://www.aomori-triennale.jp/
オープンまであと5日。このトリエンナーレのアーティスティックディレクター椿昇さんのもと招へいされた5組のアーティストのうち、4組がACACで展示します。
今日はそのうちのパン・ジャンフェンさんの作品展示の様子を写真でご紹介します。

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IMG_8500IMG_8501IMG_8505IMG_8507長さ約4mの中国古来の紙に、墨や顔料で描かれた線描画を数十本吊るしていき、森をイメージしていきます。大きな作品群の中を歩きながら、線描画の繊細さと迫力を感じる展示になりそうです。

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