9月10日 こども造形あそびの日
2016.9.12.月曜日
9月10日(日)は、こども造形あそびの日「かんたんカメラで不思議な世界を見つけよう」を開催しました。
展覧会「普遍的な風景」に出品されている、千葉奈穂子さんがピンホールカメラで撮影した作品にちなんで、牛乳パックで簡単に作れるカメラを作りました。
カメラの仕組みのお話しを簡単にしてから制作開始です。
最初のうちは、定規を使ってミリ単位で線を引いたり、真っ直ぐに紙を切ったりする細かい作業が多くてちょっと難しかったようです。
黒い画用紙を使って外の光が入って来ないようにします。これは、8月に開催した千葉さんのワークショップと同じ原理です。
違うのは、ピンホールではなくてレンズを使うことと、レンズから取り込んだ外の図像が写るスクリーンを付けて、印画紙に焼き付ける代わりに目で見られるようにしたことです。
ピンホールカメラでは、スクリーンに写っているものはほとんど人の目では見えないですが、レンズを使うとくっきり見えるようになります。
この日は、100円ショップなどで売っている安い双眼鏡を解体して取り出したレンズを使いました。
完成したら、外側に飾りつけをしてオリジナルカメラにします。
ヒモを付けて首から下げられるようにした人もいました。
さて、どんな風に見えるかな?
スクリーンに写る図像は、上下が反対で写ります。
セロハン紙をレンズの所に付けると、色付きの図像が見えます!
最後にみんなで外に出て、外の景色を見てみました。